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岡山の種無し大粒ブドウ、ピオーネの栽培記録

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***2009年の記録***
2004年春、岡山名産のぶどうピオーネの栽培をスタート。初収穫までの4年間、その一部始終を書き綴る予定です。ご指導も頂きたいし、間違っていたら教えていただきたいです。
過去の記録 ・2008年度 ・2007年度 ・2006年度 ・今年度へ戻る

09年9月5日
 7月の日照不足(例年の半分程度)のため、露地ブドウは色づきが悪かったり糖度が上がらないなどの障害が発生しています。我が園でも着色が遅く、まだ完璧とは言えませんが、糖度(BRIX)は18.5〜19.5度と十分高いので、美味しく召し上がっていただけると思います。そろそろ出荷です! お待ちどう様でした。


09年9月5日
 やっと出荷できそうな色になってくれました。色の良いものから順に収穫しますが、袋に入った状態ですと、いちいち開けて見なければならず大変手間がかかる上に、何度も繰り返すうちに大事な果粉(ブルーム)が落ちてしまいます。そこで今年は試験的に収穫直前で笠に替えてみました(ヤガなどの害虫被害の可能性が高まりますが、それは他の手段で対応するつもり・・)。


09年8月31日
 7月から8月中旬にかけての日照不足により、桃は糖度が12度程度足らずで、全く甘くなかったとのこと。ブドウも同様ですが、糖度上昇は鈍いですがそれでも18度以上にはなりそうです。ただ色づきが今ひとつで、下の写真は前回の撮影から一ヶ月以上たちますが、まだ赤味が残っています。8月20日過ぎから朝夕の気温がグッと下がってきましたので、期待できるかも・・・。とにかく晴れて欲しい!


09年7月25日
 ブドウが色づき始めています。昨年とほぼ同じ時期に始まりましたが、昨年はお盆以降の夜温が下がらず、なかなか着色が進みませんでした。今年はどうなのでしょうか。出荷までは気が抜けません。


09年7月12日
 先日ご紹介したハウスの新棟の様子。来年からブドウの実をつけ始める予定です。。


09年7月2日
 6月いっぱいは、房の形を良くするための作業と続けていましたが、7月2日に袋かけをしました。その後も時々袋を開けて覗いたりしていますが、もう触れません。後は色づくのを待つだけです。
昨年の倍以上の房数で、作業も大変でしたが、次第にブドウ園らしくなってきて嬉しさもあります。あと2年でこのハウスは一杯になり、約4000〜5000房を収穫することになります。新しいハウスも次第に追いついてきますので、毎年忙しさが倍増していきます。


09年6月21日
 初めてのご紹介かもしれません。私のブドウハウスの全景です。作り始めて4年が経過しましたが、手前の2棟目のハウスはやっと屋根ができたところ。後3年はかかるかも。ま、ブドウの樹が育つにつれて作っていけばいいかなって気楽に考えています。
 ブドウの粒間引きがほぼ終わり、台風シーズンに向け、ハウスの建設作業に手をつけ始めたところです。早めに骨組みだけでも完成させて、耐風性能を本来のものまで持っていかないと、このままだと少し不安です。


09年6月21日
ブドウハウスの中は日陰で結構快適。キャンプ用のベンチで一休み。冷たいドリンクとおやつ・・・。
ブドウの粒も前回の写真(6/17、4日前)に比べてグッと大きくなりました。


09年6月17日
ブドウの房らしくなってきました。ブドウの花が咲いた時点では1mmにも満たないブドウの粒が、2週間後にはここまで成長(直径約10mm)。これまでに色々手がかかってます。経過は→こちら(画像をクリック)


09年6月6日
5月28日の写真から1週間と少し。間もなく棚面はブドウの葉で埋め尽くされそうです。ブドウの枝が勝手に棚面を這って広がっていくと思われるかもしれませんが大間違いです。放っておくと、どんどん上に伸びてハウスの屋根に届くようになります。枝、一本一本をお互いが平衡になるように棚線に固定して、長く伸びすぎた枝は先端を止めます。うっかり数日間目を離すと、副梢(葉の付け根から新たに伸びる枝)は伸びだしてくるは、巻きつるが絡むはで、ストレス溜まります。


09年5月30日
今年のブドウの花です。→画像をクリック


09年5月29日
今日は朝から快晴(天気予報は「くもり」)。朝、北風が強いなと思って那岐山を見ると、見事な風枕が出現していました。→画像をクリック


09年5月28日
とにかく枝の伸びるのが早い。5年目の若木だからか、やたら元気が良い。枝の管理が追いつかないが、そろそろ花が咲き始めた。花穂整形、ジベ処理とまだまだ続く。


09年5月27日
ブドウ園内の草むらに巣を発見。どうやら雲雀(ひばり)の巣らしい。→画像をクリック


09年5月18日
今年の花の先端部分(5月10日の写真参照)。この写真に写っている1粒の直径は約1mm程度。この1粒1粒がブドウの粒になります。粒の集合体が4段程度見えますが、この先端側3段(長さ約10mm程度)が最終的にブドウの房になります。5月末頃には、この先端部分だけ残して後は全て切除します。そして残した部分にある60粒程度の粒を間引き、35粒程度にします。その後、房は更に大きくなり、8月には1房600g程度の房になります。


09年5月18日
枝がどんどん伸びています。このハウスだけで枝は7000本程度あります。5月中は、その1本1本について、花の良否を判断して切除したり、誘引(棚線に固定)、副梢管理、摘芯など作業が目白押しです。


09年5月10日
ぶどう園の風景ばかり紹介していますが、実は記録写真も沢山撮影しています。この写真は二つ着いた花を一つにしたところ。様子の異なる花がどのような成長を遂げるかを比較検討するための、半年間の追跡記録です。


09年5月7日
わすか2週間と少しでここまで成長しました。枝はどんどん伸びていきます。これからメチャクチャ忙しくなります。


09年4月20日
発芽です。ブドウは冬の間に冬眠(休眠)しますが、低温に一定時間以上遭遇して初めて目覚めます。今年は暖冬でしたが、遭遇時間は十分でした。昨年の11月11日の記事でも書きましたが、心配していたのは昨年の貯蔵養分不足による眠り病でした。樹液の濃度不足で耐凍性が低下し、強い寒気(-10℃以下)に触れて覚醒できなくなる病気です。その意味では暖冬はラッキーでした。


09年4月5日
ブドウ樹の表皮は古くなると写真のように剥がれやすくなります。このまま放置すると隙間に害虫が侵入し駆除するのが大変になります。一皮めくれば綺麗な地肌が出てきました。


09年4月5日
新植3年目の園では亜主枝を伸ばす準備。芽が出る前に誘引線を張る作業を済まさねば。60mのハウスに超張力線を張るには、写真のような大型の糸巻きが必要になりますが、殆どのブドウ農家はこの程度のものなら自作します。古い回転椅子を利用する人、パイプで組む人、いろいろですが、私の作ったものが一番コンパクトで使いやすいと自負しています・・・。毎日が日曜大工で楽しいですよ(?)


09年4月5日
2009年春。暖冬の冬を越し、そろそろ芽が吹き始める季節。今年もピオーネの季節がやってきました。
冬の間に施肥や剪定を終え、萌芽を待つブドウ樹たち。



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