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岡山の大粒種無しブドウ、ピオーネの栽培記録

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***2007年の記録***
2004年春、岡山名産のぶどうピオーネの栽培をスタート。初収穫までの4年間、その一部始終を書き綴る予定です。ご指導も頂きたいし、間違っていたら教えていただきたいです。
過去の記録→ 2006年度

07年11月10日
今年春に植えた苗も順調に育ってくれました。

07年11月10日
秋も深まり、ブドウの樹もきれいに紅葉し始めました。

07年10月20日
新しいハウス(建設中)にも、スプリンクラーを設置しました。苗も順調に育ってくれています。

07年9月18日
今年はあっと言う間の収穫終了でした。来年は9月末まで収穫が続く見込み。来年も宜しくお願いします。

07年9月1日
苦節3年半、やっと出荷できるまでになりました。8月下旬から試験出荷を開始しています。今年は房数に限りがあるため、写真のような4房入り2kg箱での出荷はほんの僅かです。

07年8月19日
やっと食べごろになりましたあ〜!
糖度; 17.4〜20.5度。平均約18.5度。とても甘〜いです。もう少し酸味が抜けるともっと美味しくなります。
今年、付けた房は400房程度。4房入りの2kg箱で100箱程度しかありません。おすそ分けは2房入りの箱を多くして、なるべくたくさんの方に食べていただけるようにしたいです。
来年は、一気に2000房程度になる予定。忙しくなりそうです。

07年8月2日
僅か10日でいっきに色づきました。もう試食してます。まだ酸っぱいけれど、美味しいですよ。
糖度は13度。上昇スピードもOK。月末までには出荷可能でしょうか。でも、これから病気が流行る時期になるし、裂果も心配されます。気を引き締めて管理せねば!

07年7月23日
果粒軟化が始まりました。今まではリンゴみたいに硬かった粒も、触るとぷよぷよします。一部の房では既に色づき始めました。
現在の糖度は8.5度程度ですが、6週間かけていっきに19度程度まで甘〜くなります。

07年7月11日
粒がずいぶん大きくなり、ブドウらしくなりました。まだ堅くて、味もすっぱいだけですが、2週間もすると軟らかくなり始めます。
写真の房はかなり良い形をしていますが、このように見ための良いものは決して多くはありません・・。


ご近所の畑で、怪しい人影を見つけました。

07年6月22日
ここ数日間で粒がグッと大きくなりました。現在は、粒の直径が10mmを越えた程度ですが、最終的には30mm程度の大きくなります。このままだと粒の数が多すぎて、将来オシクラマンジュウして裂果してしまいます。かと言って少なくしすぎると、隙間ができて粒がぐらつき、輸送の際に粒が脱落してしまいます。また、大きすぎる粒や出っ張りすぎの粒を予め切除しておき房姿が美しくなるようにするため、この時点でハサミを入れるのですが、経験の差が出る作業です。


ちょっと一息、作業の合間のワンカット。
ハウス脇のあちらこちらにタンポポが。それにしてもすごい幾何学美です。

07年6月18日
だんだんブドウの房らしくなってきました。粒をどんどん切除していった結果、軸が長〜くなってしまい、何かだらしなくぶら下がっている感じ。
房がたくさん並んでいますが、初めて実をつける若木にとって、全ての房を成熟させるには負担が大き過ぎます。ここ2〜3日のうちに1/3程度は房ごと切除しなければなりません。もったいないですが来年の実りのためには仕方がないのです・・・。

07年6月16日
ハウスの新棟の建設も徐々にではありますが進んでいます。中央に真っ直ぐ伸びているレールの上には雨樋が取り付けられますが、1/300の両勾配で設置されています。147本の支柱をmm単位の精度でレベル出しをするのは本当に大変でした。
写真中央付近においていある三脚は、レベル出しに使用した水準器です(トプコン社製のちゃんとした機材です。ホームセンターで売っているものではとても無理です)。

07年6月15日
3日かけて房整形の処理をしました。6月2日や8日の画像と比較すると分かりますが、左側の処理前の房でも、既に半分以上の粒を切除してあったにもかかわらず、今回の処理で最初の房(花)の1/5程度まで切り詰めました。玉数は約40粒あります。この部分に甘さが凝縮されるわけです。


切除した粒です。数粒ずつのまとまり(「車」と呼ぶ)で房の軸にくっついています。

07年6月10日
ちょっとピンボケですが、花の超拡大イメージです。

07年6月8日
前回報告から約20日後のブドウハウス全体の様子です。3年目の今年、樹はまだ若く(若木)、完成度はまだ1/5程度です。成木になれば、この面積なら5000房の実をつけることができますが、今年は約1/10の500〜600房程度が限度です。写真では半分程度の面積でハウスの屋根が見えていますが、来年のこの時期には、8割以上が葉で埋め尽くされているはずです。

枝(新梢)の拡大写真です。ところどころに花(花穂)がぶら下がっているのが見えるでしょうか。成木では、この枝すべてにズラ〜っと花(房)が並ぶのですが、今年は3本に一本程度しか付いていません。


そして下の写真が前回報告から6日後の花(房)です。ブドウの花の中心に小さなブドウの粒ができています。今日は粒の肥大化促進と無核化のためのホルモン処理をしました。この後、どんどん粒が大きくなっていきます。茶色のゴミのようなもは花カスです。

07年6月2日
ブドウの花です(正式には花穂)。一粒一粒(直径2mm程度)が花で、画面下の方に一つだけ咲いています。この画像に写っている全体がブドウの房になるのではなく、左端の先端部分だけを利用します。

07年5月下旬
新しいハウス予定地にブドウ苗を移植しました。8m間隔で8本、3列に植えてあります。一ヶ月でここまで大きくなりました。目の前の苗には、新しい枝が3本ありますが、勢いの良い枝1本に絞ることで、それを大きく伸ばしていきます。
畑は石ころだらけですが、こんな荒れた土地でもブドウは元気良く育つ・・はずです。

07年5月中旬
3年目となる今年、やっと実をつけられるまでに成長しました。でも、まだまだ若輩者(若木)。房数は成木の1/10程度に抑えなければなりません。今年収穫されるブドウは貴重品です!

写真をよく見ると、枝の成長が揃っていませんし、芽の出ていない節もあります。昨年の病気や栽培管理に問題があったようです。なかなか思うようにはいきません。でもこれからが勝負!今年はきれいな落葉が見たいですね(昨年秋の枝)。

07年4月下旬
新しい芽が膨らんできました。萌芽です!
枝の途中に2つ並んで出ている芽は、本来あってはいけない芽です。冬の剪定で切る位置を間違えてしまいました。付け根の部分にある芽が本来の芽です。

(前年)06年10月下旬
来年の面積拡大に向けて、ハウス建設の開始です。基礎ブロック100個以上を埋め込みました。


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